ご挨拶

第16回日本褥瘡学会近畿地方会学術集会
会 長 宮嶋 正子
(武庫川女子大学看護学部大学院看護学研究科)

このたび第16回日本褥瘡学会近畿地方会学術集会を2019年3月10日(日)に武庫川女子大学中央キャンパスにて開催させていただくことになりました。会員の皆様ならびに関係各位のご支援の賜物と深く感謝申し上げます。
 2019年は折りしも武庫川学院創立80周年記念の年にあたり、協賛事業として本学術集会の後押しをいただけることになりました。

今回の学術集会のテーマは「地域包括ケア時代の褥瘡予防管理ネットワークの構築」といたしました。地域包括ケアシステムという用語が公表されてからすでに15年を経過しておりますが、医療と介護が必要な人が急増する2025年が目前の今、医療と介護の連携を強め、「地域包括ケアネットワーク」作りが喫緊の時代になっています。人口が急増する都市部、逆に人口が減少する小地域部のケアシステム構築の地域格差には大きな課題があります。
 私たちが暮らす近畿の地域において誰もが地域で在宅で暮らせる仕組み作りに本気で取り組み、本学会の目的である褥瘡予防および医療の向上と充実のために活動する医療職、介護職、福祉職そして市民が一体となるきっかけになれば幸甚に存じます。
 市民の皆様には市民公開講座にぜひご参加ください。遙洋子氏を講師にお迎えし、老いを先取りするというあらゆる世代に実践していただきたい新しい生き方を話していただきます。

西宮市は文教都市であり、夙川公園、西宮神社そして阪神甲子園球場と見どころの多い町です。大学は阪神鳴尾駅から約5~6分の距離にあります。来年3月10日には新しい町並みになる予定です。有意義な学術集会が開催できますよう、スタッフ一同準備を進めさせていただいております。桜が咲く季節に多くの方々のご参加を心よりお待ち申し上げております。

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